
大二中を分断する道路計画を考える会
大泉学園駅南側地区。
この緑豊かでのどかな地域に、大型道路はいらない。
道路計画の内容と問題点
NEW☆「地域のみなさんの声」もぜひご覧ください!
3. さまざまな問題
〜このまちに本当に必要なものは何だろう
子どもたちの健康と教育環境、まちづくり、そもそも道路の必要性、このまちに本当に必要なものは何か、さまざまな問題があります。
練馬区はこの大型道路の必要性の論拠として、「生活道路への通過車両流入」と「防災」を挙げています。
“流入”については、「補助135号線および補助232号線が未整備であるため、地区内の生活道路に通過車両が流入しており、学芸大通りの渋滞やロードふじみの交通事故発生の要因のひとつと推察される」としています。しかし“流入”の明確な根拠となるデータは示されておらず、“推察”だけから結論するのではあまりにずさんです。
私たちは学芸大通りの渋滞調査をし、バスのすれ違い時に一時的に滞留する程度であること、ロードふじみの交通事故については石神井警察署に聞いて、「多いとは言えない」ことが分かっています。
人口減少、少子高齢化、経済の縮小、交通量の減少は年々進んでいます。
それでも大型道路が必要ですか? 学芸大通りの拡幅など既存の道路を整備すれば、安全で快適なまちづくりができると思いませんか。
また“防災”についても、大型道路が必ずしも有効であるとは限らず、公園や空地を適切に配置するほうが効果が高いことなどが専門家の指摘で分かっています。
この大型道路計画には「まちづくり」と称して、用途地域の変更がセットになっています。このため、現在は良好な住宅街である計画道路沿道一帯は、マンションや商業施設など中層のビル建設による土地利用が進められ、落ち着いた住宅街は一変してしまいます。
※それぞれのポイントについて、詳しい説明がこちらの資料にあります。ぜひご覧ください。